真価の軌跡杯~久方ぶりのメタゲーム~
ご無沙汰しております。ざっちです。
この度ミスTさん主催のポケモン大会に参加させていただきました。
その名も
真価の軌跡杯
です!!
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ルール詳細はこちら
- 1回だけ進化したポケモンのみ使用可能(未進化、2進化目は使用不可)
- 参加者全員でまず2匹ずつドラフト(かぶりなし)
- 余ったポケモンから4匹ずつ選んで計6匹で大会パーティとする
- リージョンフォーム、ウーラオスは別種として扱う
- 持ち物はしんかのきせきのみ重複可能
- 1試合に連れて行けるのは5匹まで。選出は3匹
- 型の変更可能
- メルメタル参加可能(持ってない)
参加可能ポケモン
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ドラフト
そもそもホルードが使えるのが楽しそうなので参加しました。
マリルリやゴリランダーが不在のためある程度自由に動けそうな気がします。
しかし、真っ先に取るとメタられてしまうので彼は自由枠で入れるとして、相手にいたら嫌なポケモンを選ぶことにしました。
その筆頭が水ウーラオス。水流連打が厄介すぎるので、、
・1巡目
TAKA:ポットデス
むらびと:メルメタル
カノン:水ウーラオス
Tachi:アーゴヨン
かっぱまき:ドリュウズ
ラムカ:ギャラドス
東雲:コスモウム
アザレア:ナットレイ
さてつ:ポリゴン2
ざっち:悪ウーラオス
カノンさんにくじ負けしたので悪に変更。まあいいでしょう!
・2巡目
TAKA:ドラピオン
カノン:ホルード
Tachi:ガチゴラス
かっぱまき:ミロカロス
ラムカ:シルヴァディ
東雲:ビブラーバ
アザレア:バルジーナ
さてつ:Gヒヒダルマ
ざっち:ウインディ
ウインディがカノンさんとかぶった結果ホルードをとられるまさかの事態。
カノンさんのパーティ気になるなあと思いつつパーティ決めへ。
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パーティ
まず考えたのが、きせきポケモンをどうするか。
大会的コンセプトではあるし、ニダンギルとか入れてみたいなあと。
ただ、メタゲームにおいて役割がばれると弱いポケモンは対策されて終了(ニダンギルだと特殊技で簡単に沈む。)なので、基本的にきせきを持たないと戦えないポケモンはその時点で情報負けしていると考え今回は採用を見送りました。
参加者のドラフトを見て、必須だなと思ったのは
ギャラと戦える電気技持ちポケモン、水ウーラオスとホルードを受けられるポケモン、受けパーティを崩せるポケモン、メルメタルとガモスに隙を見せないポケモン、アーゴヨンの全抜きを止められるポケモンです。
ヒヒダルマ、ポリ2、ドリュウズはウインディ、悪ウーラオスで対策できているので他のポケモンを止められるポケモンを探しました。
・自由枠
- エレザード:水ウーラオスやギャラドスに強い。ボルチェンで対面操作、地面相手にくさむすび、なみのりで戦えるので採用
- エーフィ:受けパーティを崩す。メタゲームに多い、起点からの全抜きを許さないマジックミラーが優秀。
- カバルドン:パーティが前のめり気味だったので、受け手として採用。起点にされない火力もあり、相手から型ばれしにくいのが高評価。
- ヤドラン:カバルドンで受けにくい相手用。高耐久に加え、メタゲームに便利な技のデパート
(5)Gマタドガス:エーフィ、ヤドランあたりと悩んだが数値に自信が持てず、パーティ入りならず。
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参加者のパーティ一覧
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予選グループ
フラットブロック
アザレア・さてつ・TAKA・ラムカ・ざっち
シャープブロック
かっぱまき・カノン・東雲・Tachi・むらびと
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パーティ考察&対戦結果
vsアザレア
THE・受けパーティ。ウーラオスの一貫を消すニンフィアが厄介。
交代読みが苦手なので、全員に通るポケモンを選出したい。
・選出パーティコンセプト
エーフィ(マジックミラー)@じゃくてんほけん
ひかえめHCあまりB A0
A0個体を採用。マジックミラーを盾に、イカサマ、はたきおとす、あくのはどうで弱保を発動させて、相手を崩す。あくびや朝の陽ざしでごまかすことも考えたが、すべての相手に最大火力を打ち込むべく、めいそう以外攻撃技に。シャドーボールも入れたかったが、相手のめいそう対策のショックと最大火力のアシパを採用。
ウインディ(せいぎのこころ)@たべのこし
いじっぱりHAあまりS
悪技起点シリーズその2。エーフィがナットレイと対面した際に、はたき読みで引いて特性でAを上げる。ウーラオスが苦手なニンフィア受けとしても期待。技は抜群狙い。
悪ウーラオス(ふかしのかぶし)@ぼうごパット
いじっぱりHAあまりS
ゴツメバルジーナを重く見た結果、挑発ぼうごパットドレパンで粘るのがよさそうだった。ニンフィア対策のアイへ採用。基本的に残党狩り。
対戦結果
ヤドキングのシャドーボールでエーフィの弱保発動し、ヤドキングは崩せたものの、ダイマをうまくかわされ、ダイマバルジーナにエーフィ突破され、ウインディで倒しきれずダイジェットを積まれる。そのままウインディでは勝てないのでウーラオスに引いたところ、S振りハチマキウーラオス警戒でヤドランに交代。あんこくきょうだで沈めて、挑発でバルジーナを封じて勝ち。
反省
エーフィのダイサイコをバルジーナに止められたので、少しは通るシャドボ採用で一貫を狙うべきだった。ウインディは火力不足だったから、珠などで補強すべき。ただヤドランが弱保だったらしいので、下手にウインディで突破しなくてよかったともいえる。
vsさてつ
一見晴れパ、トリパに加えてヒヒダルマがいる印象。さてつさんの相棒のシュバルゴに気を割きすぎると崩されそう
・選出パーティコンセプト
しんちょうHDあまりB
じしん・ほのおのきば・なまける・のろい
起点づくりと見せかけて弱保型全抜きアタッカー。ヒヒダルマ相手には初手ダイマックス切ったりして数値受けし、全抜きを狙う。のろいは暇を見て一回は積みたい。冷ビポリ2と殴り合いになりそうなのでD降りとダイアースでしっかり受け止める。
ウインディ(いかく)@シュカのみ
いじっぱりHAあまりD
ヒヒダルマの上を取るのはあきらめて、じしんを半減実で受けて返す型。ダウンロード対策でD4振り。不利をほぼ取らないので、あさのひざしで回復しながら戦いたい。ダイバーンで晴らすとドレディアがやばいのでそれだけはしない約束。
いじっぱりAS あまりH
あんこくきょうだ・インファイト・ほのおのパンチ・ふいうち
詰め要因。タスキが削られることはなさそうなので行動保証で採用。シュバルゴだけワンパンできるか怪しいため炎パン採用。
対戦結果
カバルドンがシュバルゴのシェルブレードで弱保発動し、のろい怠けるを積みながらシュバルゴ、ポリ2、ダルマを全抜き。
反省
きれいにメタることができた。初手シュバルゴのダイマの可能性を失念してなかったのでされなくてよかった。
vsTAKA
癖が強いパーティ。弱点が共通しているものの、不利対面を作るとトリルやバトン、その他積技で嵌められそうなので技範囲を広く取りたい。
・選出パーティコンセプト
ひかえめCSあまりH
火力重視で10万採用。弱点をつけるサブウェポンと、なんか持て余したときのためのパラボラチャージ。タスキ込みで2回行動できるので1:1交換以上の働きはしてほしい。
カバルドン(すなおこし)@たべのこし
いじっぱりあまりD
相手に積む隙を与えないためにA振り型。こちらも弱点を突くためのサブウェポンを採用。基本押し切るが、どうしても積まれた相手をリセットするためにふきとばしを採用。
悪ウーラオス(ふかしのかぶし)@たつじんのおび
いじっぱりHAあまりB
あんこくきょうだ・ストーンエッジ・あなをほる・ちょうはつ
基本上を取れているのでH振りで対面力を上げた。ドラピオンやオニシズクモへの遂行速度を上げるために帯と弱点で攻める(もちろん穴を掘るはダイマ前提)1枠余ったので鬼火ケアのちょうはつ採用
対戦結果
初手エレザードVSオニシズクモ。ミラーコートが見えているが10万で確2なので突っ込む。ミラコをタスキで耐えてそのまま突破。ドラピオンを削ってエレザードは倒れる。カバルドンを出してじしん連打。相手は鉄壁を積むも押し切る。そのままネンドール対面ダイアークで押し切って勝ち。
反省
考察がはまった。オニシズクモのこらえるイバンケアでエレザードに電光石火を搭載するべきだった。
vsラムカ
普通に強い。エースのギャラと、カバーする面々が非常に優秀。ギャラに気を取られるとシルヴァディやトリルカバルドンで崩されるので一番考察が難しかった。
・選出パーティコンセプト
おくびょうCSあまりB
シュカのみでカバの地震を耐える。と思っていた。
シルヴァディに抜かれたくないので補正。例によって無駄にぶっぱ。
エーフィ(マジックミラー)@しろいハーブ
おくびょうHSあまりC
サイコキネシス・マジカルシャイン・くさむすび・ウェザーボール
初手カバにエレザードがあくびされた時の2番手。がんぷうでS操作された時のための白いハーブ。ギャラ用のただ乗り岩ウェザボと悪シルヴァディ対策のマジカルシャイン。
ようきASあまりB
あんこくきょうだ・かみなりパンチ・ふいうち・ちょうはつ
ギャラ意識のかみなりパンチとカバ対策の挑発。他はあんこくきょうだと不意打ちで通していきたい。
対戦結果
A振りチョッキカバの地震でまさかのエレザードワンパン。続くエーフィでカバ突破するも飛行シルヴァディ対面でダイマ温存し、ウェザボで攻めるもダイジェットで押し負ける。ダイマウーラオスで削られながら倒すも、スカーフギャラにやられる。
反省
相手のメタも見事だったが、エレザードの耐久を買いかぶっていたことと、シルヴァディの種族値高くないのに、びびってエーフィを捨てに走ったこと、ウーラオスに燕返し入れなかったことなどが敗因。しっかり反省。
- 決勝トナメへ
3勝1敗でトナメ進出しました。ラムカさんが全勝。
準決勝はラムカVSむらびと カノンVSざっち
- カノンさん考察
物理アタッカー2匹に特殊アタッカー1、起点作りもできそうなのが3匹。
純粋にドラミドロを受けるのは難しいが、トリル運用にはなるので起点づくり相手にしっかり対応したい。物理アタッカーはどちらもヤドランで受けられそう。
・選出パーティコンセプト
ヤドラン(さいせいりょく)@たべのこし
おだやかHDあまりC
初手物理アタッカーに隙をさらさないために先発。相手全員と渡り合えるのでとにかく壁になってもらう。ドラミドロの攻撃を耐えるためにHD。どんな型であろうとも、エルフーン相手にレイビ連打して、落とされたらエーフィにつなぐのが仕事。
エーフィ(マジックミラー)@ゴツゴツメット
おくびょうHBあまりS
今回のエース。エルフーン相手にめいそうを積んで全抜きを狙う。S補正4振りで最速ホルードより1速いという奇跡を活かさない手はない。トリル下やスカーフウーラオス相手に変な倒され方をしたくないのでHBで、瞑想詰めてないときにゴツメで削りたい。
サイキネの通りが良いので、あくび・ひざしで積みを盤石にする。
おくびょうCSあまりA
何かあった時の保険枠。ホルードとドラミドロ相手は悪ウーラオスに軍配が上がるが、エルフーンや水ウーラオスに圧倒的に負けるのでこちらを選択。やどみが対策のハイパーボイスと、タスキ相手用に電光石火。Sが過剰なのでAに振るべきだが金欠のためぶっぱ。
対戦結果
ヤドランがキュウコンの悪の波動ひるみ2連打とソラビで何もせずに倒される。エーフィがあくび入れると上を取れていたので日照り下のひざしで回復しながらめいそうを積む。エルフーンのがむしゃらで致命傷になるがなんとかめいそうを積み切って、ドラミドロの攻撃を受けきったところで降参をいただく。
反省
ヤドランが落ちた時は落ち着いて切り替えられた。エルフーンのがむしゃらを忘れていたり、両刀ドラミドロだったら負けていたのでちょっと知識不足だった。
- ラムカさん考察
決勝戦はリベンジマッチ。1戦目の情報はあてにならないので忘れて改めて考察する。
・選出パーティコンセプト
ウーラオス(ふかしのこぶし)@こだわりハチマキ
ようきASあまりB
あんこくきょうだ・インファイト・ふいうち・とんぼがえり
ハチマキでとりあえず1体飛ばす。ギャラなら1パン。カバと対峙した場合、あいても悠長できないのでトンボでエーフィにつなぐ。
エーフィ(マジックミラー)@ふうせん
ひかえめCSあまりB
カバ相手に安全に着地し、仕事をさせずに突破する。ギャラをつぶしたいが、あくびだとラムもありあるので甘えるも採用して火力をそぐ
ようきASあまりB
S+1のギャラを倒すためのスカーフワイボ。バチンキーなどほかのポケモンにエレザードじゃ辛いためウインディで行く。ドラフト選手だし。一応インファイトでシルヴァディ、ダイフェアリーであくび対策しているが、刺さるかは不明。
対戦結果
初手カバだったのでトンボで地ならしを回避。くさむすび安定だが、交代も考慮してサイコキネシス→岩石封じで風船を割られる。悠長できないのでくさ結びで突破。(相手こらえるイバンだったので、サイキネ先に打ってくさ結び読ませなくて正解だった。
自信過剰ギャラドス降臨。上から龍舞されるが、甘えるでつぶす。
相手はエレブーに交代、甘えるが入る。あくびはエレブーがやる気の可能性があるため、サイキネで削る。相手はワイルドボルトを選択。
ウインディに交代して突破を狙うがローキックを合わせられたのでエーフィバック。ローキックでSを下げられる。エレブーを突破するとギャラに自信過剰のたねにされるうえに持ち物不明なのでエレブーに甘える連打。
相手がギャラに交代したところで甘える入れて、滝登りで倒される。ギャラのもちものは命の珠判明。
ウインディを出してワイルドボルトを打つ。相手はエレブーに交代して耐える。スカーフで上からワイルドボルト打ったところでエレブーを倒すも静電気で麻痺する。
ダイジェットで突破され、そのままウーラオスも突破されて負け。
反省
エーフィ落ちた直後か、エレブー突破した後ウインディにちゃんとダイマックスを切れば、前者はエレブーを麻痺せずに突破、後者はダイジェット耐えて1チャンあったが、温存策に走り敗北した。エーフィのメタがばっちり刺さっただけに、ドラフト枠2匹を扱いきれなかったのでだいぶ悔しい。エレブーをやる気一点張りしたのも敗因。
- 大会総括
そんなわけで2位となりました!うれしい反面すごく悔しいなあと記事を書きながら感じています。
考察、メタ張りは100点だけど対戦の一瞬一瞬の立ち回りがおぼつかなかったですね、、
・パートナーの感想
- 悪ウーラオス:相手のヘイトを買いやすいので考察が大変だった。一致技は強いけどサブウェポンはそうでもないし、弱点も重い。でも相手の選出がウーラオスを警戒してくれるのでエーフィの弱点の悪ゴーストをつぶせていた。そういう意味ではメタゲーとして取って正解だった。
- ウインディ:使い方下手で本当に申し訳ない。多分受けに回したほうが強いんだろうな、、サブウェポンの火力が足りず、バルジーナも突破できなかったので器用貧乏な感じにさせてしまった。反省。
- エーフィ:悪ウーラオスが結果的にドラフトで手中に入ったのでやりたい放題だった。マジックミラーを盾に、ウェザボただ乗り・弱保めいそう・起点づくり起点、物理受けをこなして間違いなくMVP。ブラッキー愛好家だけどエーフィもありやな
- エレザード:水タイプを受けられる高速神アタッカー。技範囲もなかなかなので雑に出して仕事できるので楽しかった。
- カバルドン:起点づくりをメタられるのが嫌いなのでアタッカー運用になった。1進化の中では種族値が特に優秀なため、相手の選出誘導はもちろん粘り強いアタッカーとしても大活躍。
- ヤドラン:選出1回。出した技0回。受けた技3回。全部抜群技。でもかわいいからよし。ヤドランだもの。過去の大会でもネッコアラ、Rサンドパンが選出0回、ダイオウドウが1回だったこともあるし全員を活かさないことに定評が出てきそう。
進化の軌跡杯の記事は以上です!大会運営のミスT さん、参加者の皆さんありがとうございました。お疲れさまでした!久しぶりの大会楽しかったし、考察当たってワクワクしてました。次お会いする日は新作かもしれないですが、お元気で!