ポケモン基礎知識(身内用のレジュメ)
1.ポケモンを表す要素
1-1.タイプ
よく聞くアレ。炎タイプタイプは水タイプに弱く、草タイプに強いみたいなやつ
○:効果抜群(与えるダメージは2倍)
△:効果は今ひとつ(与えるダメージは1/2倍)
×:効果はない(与えるダメージは0倍)
炎/飛行タイプのリザードンは水タイプの技を2倍のダメージ、岩タイプの技を4倍ダメージくらい、草タイプの技を1/4倍、地面タイプの技を0倍つまり0ダメージ食らうことになる。
パーティを組むときに弱点が皆被らないように気をつけたい。
1-2特性
各ポケモンが種類ごとに持つ特性。1つの決まった特性しかないポケモンもいれば、3つの特性の候補を持つポケモンもいる。各ポケモンは候補が幾つあろうと一つしか特性を持てない。基本的にメリットになるだが、デメリットになる特性もある。中にはバトルでは意味のない特性も、、
例1:ふゆう 地面タイプの技を受けない
ひこうタイプを持っていなくても地面タイプの技を受けなくなる特性。
例2:なまけ 2ターンに1回しか行動ができない。デメリット特性。
1-3.性格
各々のポケモンのステータスに個性を与える。
例:いじっぱりな性格だとがんばりやな性格の全く同じ能力のポケモンに比べて攻撃が1.1倍になる代わりに特攻が0.9倍になる。
剣盾ではミントというアイテムを使ってポケモンの性格補正を変えられる。
2.ポケモンの能力について
体力(H).攻撃(A).防御(B).特殊攻撃(C).特殊防御(D)、素早さ(S)の6つから成り立つ。
体力はHP、特殊攻撃はとくこう、特殊防御はとくぼうと表示される。
2-1.種族値
各ポケモンの種類によって決められた数値。
伝説のポケモンは合計種族値が高くミュウツーは680あり、進化前のポケモンは反対に低くピチューは205しかない。
普段の通信対戦で使用可能なポケモン(ミュウツーなどは使えない!)の最大合計種族値は600で、カイリュー、ボーマンダ、メタグロスなど。いわゆる600族と呼ばれている。
ポケモンの種類によって合計種族値が同じでもステータスが偏っていたりするのが特徴。
例えばフーディンは特攻と素早さが高い代わりに防御が低く、ゴローニャは攻撃と防御が高い代わりに素早さや特防が低いので合計種族値だけでなく、各能力のどれが高くてどれが低いかが大事。
現実世界で例えると人間は知能が高く、ゴリラは力が強く、チーターは足が速いといった特徴があるような感じ。
繰り返しになるが種族値はポケモンの種類によって決まっているのが特徴。
2-2.個体値
人でも、より頭がいい人や、力がある人がいるような感じ。
6つのパラメータでそれぞれ0から31までの32段階のばらつきがあり、数字が大きいほどより強いことを表す。
*呼称について
0〜31の32段階であるが、0123456789abcdefghijklmnopqrstuvとゲーム内部では表されていて(昔は?)
そのため個体値31のことをvと呼ぶ。30はu
0は0(たまに逆Vと呼ばれる)
6つのステータスすべての個体値が31であることを通称6Vと言い、基本的にその種族の中で1番強い個体となる。
2-1.努力値
ゲーム内では基礎ポイントと呼ばれる。
現在のポケモンゲームでは合計で510、各ステータスに最大で252割り振ることができる。
例えば攻撃に252、素早さに252振れば、努力値を振ってない個体に比べて素早くて攻撃力が高い個体が作れる。この場合数値が6余っているので他のステータスに割り振ることになる。
ここで気をつけなければならないのが、努力値は4の倍数分しか実際のステータスに反映されず、
例えば攻撃に努力値を100振ったとして実際のステータスが85となったとき、努力値を101.102.103振ったとしてもステータスは85にしかならない。104振って始めて86になる。(場合によっては108振らないと86にならない時もある。)
なので上の話に戻って攻撃と素早さに252振って努力値が6余っても実際には4しか余ってないのと同じである。
剣盾ではレイドバトル以外のポケモンとの戦闘や、タウリンなどのアイテム、ポケジョブで基礎ポイント稼ぎが可能。
3.バトル編
3-1、状態異常
戦闘にポケモンが技や持ち物の効果で受けるもの。毎ターンダメージを受けたり、能力が下がったりす、行動できなかったりする。
治し方も交換したら治るもの、数ターン待てば治るもの、特殊な技を使ったら治るものなど様々。
主なもの
やけど:戦闘に出ていると最大HPの1/16を毎ターンの終わりに受ける。ぶつりわざで与えるダメージが1/2倍される。うるおいボイスでダメージを喰らうと治る。
まひ:1/4の確率で技が使えない。素早さが1/2になる。きつけでダメージを喰らうと治る。
ねむり:1〜3ターンの間いびき、ねごと以外の技を使えない。眠った時に2〜4カウント設定され、0になると起きる。技を使う直前にカウントを1消費するので最速で2ターン目に起きる。
こおり:行動できなくなる。技を選択したときに1/4の確率で氷が溶けて技が使えるようになる。
どく:戦闘に出ていると毎ターンの終わりに1/8のダメージを受ける。
もうどく:戦闘に出ていると毎ターンの終わりにダメージを受ける。ターン毎に1/16→2/16→3/16とダメージが増える。
こんらん:1〜4ターンの間1/3の確率で威力40の物理攻撃を自分にする。技を出していないターンはカウントされない。交代すると治る。
以上が状態異常に分類されるもの。
ほかに正式に状態異常ではないが、
呪いや、バインド状態と言った戦闘に影響を与える付加効果もある。
3-2.ランク補正
戦闘に出ているとき、技や特性の効果でこうげきが下がったなどと出ることがある。
攻撃、防御、とくこう、とくぼう、素早さは±6までランク補正がかかり、
0の時の能力値を2/2としてランクが下がる(数値がマイナス方向に行く)につれて分母が大きくなり、ランクが上がると分子が1ずつ大きくなる
ランク+2のときはのうりょくちが4/2倍
-2のときは2/4倍と言った具合。
・命中率、回避率
技の命中するかどうかに関わる。
技の命中率が100%でも、あくまで初期値が100%であり、攻撃する側の命中率が下がっていたり、攻撃を受ける側の回避率が上がっていると当たらないことがある。
これもランクが±6あり
0のとき3/3として、分母分子がランクが変わる毎に変動して技の命中に影響を与える。
急所ランク 急所に当たりやすさ
第7世代では0〜+3まであり、急所に当たる確率は1/24→1/8→1/2→1/1となる。
きあいだめ状態の時ランク+2
急所に当たりやすい特性の時+1
急所に当たりやすい技を使った時+1(例外あり)
ピントレンズを持っている時+1となる。
きあいだめをして急所に当たりやすい技を使うと必ず急所に当たる。(例外あり)
3-3.天候、フィールド
特殊な技や特性によってバトル環境が変わることがある。基本的に環境変化は5ターン続く。
天候は基本的にすべてのポケモンに適応されるが、フィールドの効果を受けるのは地面についているポケモンのみ。つまりひこうタイプと特性ふゆうのポケモンは効果を受けない。
・天候:特定の特性を持つポケモンにも影響を与えるが省略。
ひでり:炎タイプの技の威力が1.5倍。水タイプ技の威力が0.5倍になる。こおり状態にならない。
雨:水タイプの技の威力が1.5倍。炎タイプの技の威力が0.5倍になる。
砂嵐:毎ターンの終わりに岩、地面、鋼タイプがないポケモンは1/16のダメージを受ける。岩タイプは特防が1.5倍される。
あられ:毎ターンの終わりに氷タイプがないポケモンは1/16のダメージを受ける。
フィールド:述語に注意。浮いているポケモンは効果を受けない。
エレキフィールド:ねむり、ねむけじょうたいにならない。電気タイプの技の威力が1.3倍される。
グラスフィールド:毎ターンの終わりに1/16回復する。じしん、マグニチュードという技を受けるとき、威力が0.5倍になる。草タイプの技の威力が1.3倍される。
サイコフィールド:優先度+1以上の技を受けなくなる。エスパータイプの技の威力が1.3倍される。
ミストフィールド:状態異常にならない。
ドラゴンタイプの技を受けるとき威力が0.5倍される。
3-4.優先度
ポケモンが技を出す順番は基本的に素早さの数値が高い方からであるが、それを無視するのが優先度。
例えばでんこうせっかという技は優先度+1であり、優先度0の技(ほとんどの技)より速く行動できる。まもるという技は優先度+4なのででんこうせっかよりも更に速く技を出せる。
反対に優先度がマイナスの技もあり、マイナスの数値が大きいほど後に技を繰り出す。
4.技
通信バトル画面では降参、交代するほかは技を選ぶことになる。
技は4つまで各ポケモンに覚えさせることができ、プレイヤーによって技構成が大きく変わってくるポケモンもいれば役立つ技が少ないため技構成が丸かぶりするポケモンもいる。
技は攻撃技と補助技の2つに分けられる
4-1.攻撃技
相手にダメージを与えることを目的とした技。
タイプ、威力、命中率、PP、追加効果、優先度の要素がある。命中率が書かれていない技はランク補正の命中率、回避率にかかわらず必ず当たる。
・物理攻撃と特殊攻撃に分けられる。
物理攻撃は攻撃する側のこうげき、こうげきされるわざのぼうぎょによってダメージ量が変動する。特殊攻撃はとくこうととくぼうに影響される。
・接触技
物理、特殊攻撃関わらず相手に接触してダメージを与える技を接触技という。
たいあたりやすてみタックル、くさむすびなどは接触技。じしんやかえんほうしゃなどは非接触。
接触技のみ威力が上がる特性や、接触技を受けた際にのみ発動する特性などもあるので注意。
・一撃必殺技
つのドリル、ハサミギロチン、じわれ、ぜったいれいどの四つ。
威力は書かれておらず、命中率は30。
この命中率はランク補正の影響を受けず、常に30で固定。当たると相手を一撃で倒すことができる。
つのドリルとハサミギロチンはノーマルタイプの技なのでゴーストタイプに無効。じわれは地面タイプの技なので、ひこうタイプ、特性浮遊に無効。ぜったいれいどは氷タイプに無効で、氷タイプ以外のポケモンがこの技を使用すると命中率が下がる仕様がある。
・特殊な技の一例(特殊攻撃の技という意味ではなく)
しんそく:優先度+2のわざ。でんこうせっかよりも先に行動できる。
サイコショック:攻撃する側のとくこうと、攻撃される側のぼうぎょ(特防ではなくぼうぎょ)でダメージ計算が行われる。
ちきゅうなげ:攻撃する側のレベル分の定数ダメージを与える。レベル50なら能力値に関わらず50ダメージ。
ヘビーボンバー:自分の体重が相手の体重よりも重ければ重いほど高威力に。
4-2.補助技
攻撃技以外の技。ランクを変動させたり、状態異常にしたり、天候を変えたりなど。
対象が相手の技はまもるなどをされると無効化されるが、対象が自分の技は基本的に無効化されないのできちんと見分ける必要がある。